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マイケル・ウッドフォード氏の社長解任問題に加え、今度はジャイラス社買収にあたるフィナンシャル・アドバイザーへの支払額が問題となりました。
ウッドフォード氏は「オリンパスが過去の企業買収に不適切な行為があったか調査したら解任された」と主張しているので、なんらかの不透明感が残るのも事実で、何も無いなら解任する必要もないわけです。
ゴールドマン・サックスによるレーティング引き上げの後、新規空売りの件で投げさせたところを買い戻し+新規買いのお約束の茶番劇に利用されているだけにしか思えませんが…。
オリンパスはカメラでも有名ですが、医療用内視鏡では世界シェア7割を誇る企業であり、病弱な私にとってはオリンパス様々です。 どうも医療用機器メーカー以外の買収の件というのは腑に落ちないところでもあります。 証券会社に踊らされてるだけのような気がします。
暫くは経営陣とウッドフォード氏が揉める場面が続くでしょうが、上場廃止を織り込む勢いのキツイ下げはそろそろ止まるのではないかと見ています。
【7733】オリンパス 日足チャート
【7733】オリンパス 週足チャート
【7733】オリンパス 月足チャート
月足を見てもリーマンショック時に匹敵する大暴落であり、2008年10月の株価を下回っています。
ファンドには解約の件があるため、投げざるを得ないところが投げきるまで耐えるしかないのでしょう。 耐えた結果、東電みたいになったら笑えないですが…。 粉飾で上場廃止だったら、東電以下で終わりということです。 しかし10月は株を拾う場面なので、攻めていきます。
例年10月は株が下がりやすいため、来年3月の配当の季節までは買って放置作戦で良いのではないかと。 PERもPBRも割高なので、価格が適正水準に近づいたともとれますが…。 それにしてもすごい出来高です。