投資珍道中

「NISA(ニーサ)」+「Jリート(不動産投資信託)ETF」の組み合わせ

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NISA(ニーサ) 少額投資非課税制度

NISAの概要

ルール

取引手数料

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株式とJリート(不動産投資信託)の違い

株式 Jリート
上場銘柄数 約1,900 53
時価総額 約600兆円 約10兆円
平均配当利回り 約1.4% 約3.3%
投資スタンス 主にキャピタルゲイン(値動き)
+配当金

主にインカムゲイン(分配金)
+値動き

収益源泉 事業内容次第 不動産の賃貸と売却
利益分配 企業による 利益の90%以上
内部留保 企業による 少ない
投資頻度 企業による 多い
会社法 投信法

J-Reit(J-リート)とNISAの相性が良い理由

Jリートの分配金が高い理由

株式よりも分配金を多く出せる理由は、投資法人が「税引き利益前の90%超を投資家に還元すれば法人税が免除」される仕組みを利用しているから。

Jリートの不動産タイプ

単一用途特化型

複数用途型

このタイプの中から、投資したいタイプのJリートを選択する。 こういう選択が面倒な場合や、リスクを最小限にしたい場合は、インデックス連動型のJリートを購入する。

上場廃止や倒産のリスクは?

経営悪化により上場廃止や倒産のリスクは株式同様にあります。

中でも安全性の高いJリート

個別のJリート銘柄よりも、東証Jリート指数に連動する以下の2銘柄が安全。

【1345】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型
(日興アセットマネジメント)
年6回分配(決算=1月、3月、5月、7月、9月、11月)

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
(野村アセットマネジメント)
年4回分配(決算=2月、5月、8月、11月)

その一方で、NISAは分配金や配当金などをなるべく出さずに、元本の成長を見込む商品のほうがお得であるという意見もあります。

これはもっともですが、あえて言わせてもらうと、元本の成長を見込む商品が値上がりするとも限らないし、値上がり重視するということはそれだけのリスクが増えるということに繋がります。 その「値上がりするとやらの銘柄」がわかっていれば誰も苦労しないということです。

値上がり重視をおすすめするというFMに限って、その具体的銘柄を上げられないでいたりします。 インデックスより悪い成績であることを怖れるからです。 ETFが損といっても、せいぜい信託報酬手数料が上乗せされるだけで、どうということはありません。

手数料の高い証券口座を使っていないか、信託報酬の高額なファンドに投資していないかを気にすれば良いのです。