投資珍道中

日経平均株価は2万円まで戻ったがここから上は重い展開

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米ドル金利が上がるかどうか、すべては12月のFOMCにかかっています。 それまで日経平均株価は2万円前後の小動きでしょうか。

米ドルの堅調さとは反対に、ゴールドと原油はジリ下げが続きます。 今年度分のゴールド(現物)を少し買いたいので、もう少し下げてくれるとありがたいです。 しかし、ゴールドが下がっても、円安になるので、日本の地金価格はほとんど下がっていないのが悩ましいところです。

2015年
IMFのSDR通貨バスケット構成比率
米ドル 41.73%
ユーロ 30.93%
人民元 10.92%
日本円 8.33%
英ポンド 8.09%

人民元が採用され、10.92%に。中国の影響力を考えれば妥当なところでしょうか。

ECB理事会直後の値動き

ユーロドル(15分足) 2015年12月03日(水)

ユーロドル(15分足) 2015年12月03日(水)

ドラギECB総裁発言

「ECBは資産購入策を少なくとも2017年3月まで延長」
「資産購入の対象を地方債を含むなど拡大」
「ECBは必要に応じてあらゆる措置を駆使できる」
「緩やかな回復は続いている」
「ECBは元本支払い額を再投資する」
「(大多数が賛成も)この日の決定は全会一致ではなかった」
「 預金金利が下限制約にあるかどうかは回答を控える」

ユーロドルはもうダメかと思いきや、ドラギ総裁が出てきて急反転となりました。 量的金融緩和を延長する。 マイナス金利幅が0.2%から0.3%に変更となる。 ユーロドルの今年度中のパリティの線は薄らぎ、米ドル以外は屑通貨合戦です。 1強状態をなんとかしないと。 FOMCで流れが変わらないことには、ずっとこんな感じが続くのでしょうか。

日経平均株価チャート

日経平均株価 移動平均線(月足) 2015年12月03日(水)

日経平均株価 移動平均線(月足) 2015年12月03日(水)

黄色の移動平均が19,009円で下向き。 このまま維持して、再度上向きにできるか、下落トレンド入りなるか。

日経平均株価 一目均衡表 移動平均線 2015年12月03日(水)

日経平均株価 一目均衡表 移動平均線 2015年12月03日(水)

雲を抜けたら、ちょっと押したらすぐに買われる展開が続きます。 基準線あたりまでは押し目買い。 2番目の大きな窓は埋まったが、誤差レベルの一番上の小さな窓はまだ開いています。

19,939円 終値
19,904円 5日移動平均線
19,860円 一目転換線
19,554円 25日移動平均線
19,455円 200日移動平均線
19,326円 一目基準線
19,009円 5ヶ月移動平均線
18,924円 一目先行下
18,827円 75日移動平均線
18,209円 一目先行上

20,000円タッチ後は、ちょっとグダグダした展開に。

騰落レシオ:123.09
プットコールレシオ:54.13%

レシオは頂点をつけたのか、予想より早く2万円を回復となりました。 ジリ上げが続くと、3月まで上げ続ける線は消えたかな…。